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ようこそ地球さん

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  • 350 páginas
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祝! 宇宙進出。地球によく似た、ステキな星を見つけたけれど……。奇想天外、卓抜なアイデアをとりまぜて描いたショートショート42編を収録。文明の亀裂をこじあけて宇宙時代をのぞいてみたら、人工冬眠の流行で地上は静まりかえり、自殺は信仰にまで昇華し、宇宙植民地では大暴動が惹起している――人類の未来に待ちぶせる悲喜劇を、皮肉げに笑い、人間の弱さに目を潤ませながら、奇想天外、卓抜なアイデアをとりまぜて描いたショートショート42編を収録。現代メカニズムの清涼剤とも言うべき大人のための寓話集です。目次デラックスな拳銃雨弱点宇宙通信桃源郷証人患者たのしみ天使考不満神々の作法すばらしい天体セキストラ宇宙からの客待機西部に生きる男空への門思索販売業霧の星で水音早春の土友好使節蛍ずれ愛の鍵小さな十字架見失った表情悪をのろおうごうまんな客探検隊最高の作戦通信販売テレビ・ショー開拓者たち復讐最後の事業しぶといやつ処刑食事前の授業信用ある製品廃虚殉教あとがき 星 新一カット 真鍋 博著者の言葉(昭和36年、ソ連の宇宙船がはじめて大気圏外へ出て)それから宇宙進出という時流がつづき、おかげで私にも作品依頼があり、いつのまにか作家になれた。幸運である。それに関連して、自省もした。すなわち、時事風俗と密着したものを、作品の題材としてなるべく避けようという点である。そもそも、ショートショートは長編や中編にくらべ、軽く思われがちである。そこへもってきて、ニュース的なものをあつかったら、さらに軽いきわもの的なものになってしまう。この点に気づき、それ以来この方針をつづけている。(「あとがき」)星新一 (1926-1997)東京生れ。東京大学農学部卒。1957(昭和32)年、日本最初のSF同人誌「宇宙塵」の創刊に参画し、ショートショートという分野を開拓した。1001編を超す作品を生み出したSF作家の第一人者。SF以外にも父・星一や祖父・小金井良精とその時代を描いた伝記文学などを執筆している。著書に『ボッコちゃん』『悪魔のいる天国』『マイ国家』『ノックの音が』など多数。

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ようこそ地球さん, Shin'ichi Hoshi

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1972
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